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内科・アレルギー科

016 冷えは大敵

2011.02.01

寒いのが苦手な方には辛い季節ですね。冷えには、手足が冷える末端冷えタイプ、腰から下が冷える下半身冷えタイプ、お腹が冷える 内臓 冷えタイプ、全身が冷える全身型の冷えがあります。末端冷えタイプの方では、子供の頃から厚い靴下をはいても、しもやけができたり、手袋を して いても手がカチカチだったり、また、冬だけではなく、夏の冷房でも辛い思いをしていることが多いですね。

 

女性の場合、多かれ少なかれ冷え性はありますが、子供の頃から、ひどいしもやけを経験し ていたり、洋服の脱ぎ着ができないくらい手がかじかんだり、活動力が落ちるような冷えがある場合には冷え性というより冷え症と言ったほうがよいかもしれません。

 

温度差のある生活をしていると、末端冷えタイプの方は、真夏でもしもやけができることがあ ります。『冷えは万病の元』 循環不全が基盤にあり、血流が悪くなっているため、生理不順、肩凝りや腰痛、花粉症、膠原病を悪化させます。また、むくみや疲れやすいなどの原因にもなりますから、いろいろ注意しても改善が見られ なければ、早めに医療機関を受診してください。体が冷えていて良いことは、ひとつもありません。簡単に体質を変えることはできませんが、対策はありますから、ぜひ実行してみてください。

 

まず、食べる物に気をつけましょう。体を冷やす食材を避けます。レタスやキュウリ、トマトなど夏の野菜、トロピカルフルーツのほか、コーヒーやお茶など暖かい地方で採れるものは、からだを冷やすものが多いです。〝寒 涼〟の食材に偏らないような食生活を心掛けてください。これらの食材は炎症を抑えたり、血液をきれいにする働きがあると言われていますが、冷え体質の方はとりすぎないようにしておきま しょ う。他には、ほうれん草、セロリ、茄子、大根、ごぼうなどです。

 

身体を温める食材としては、生姜、唐辛子、こしょう、にんにく、ねぎ、いんげんなどがあります。氷が入っている飲み物や冷蔵庫から出して直ぐのゼリーやヨーグルトなど、身体を冷やすものは周 りにたくさんあります。注意しましょう。 身体が温まると内臓の動きは活発になり、血流が良くなり気力も上がります。若い女性はファッション重視ですが、薄着は避けましょう。暖かくなると素足の女性も増えますが、膝掛け、使い捨てカイロ、スカーフなどを持ち歩い たり、薄手の腹巻や5本ゆびの靴下を身につけたりすることをお勧めします。

 

寒い季節の冷え対策と共に、暑い時期の、冷房対策も必要です。首や手首、足首を冷やさな いこ とが大事です。家ではホットカーペットを敷いたり、腕の付け根からぐるぐる回すエクササイズをするのもいいでしょう。軽い運動は血行改善には最適です。冷えが改善されると皮膚の血流も良くなりますから、目の下のクマや顔色が改善されます。美肌 は一日にしてならず。身体の中からの裏打ちしていきましょう。

 

私のクリニック目白

院長 平田雅子

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