風邪の季節になりました。最近くしゃみや咳の時、口に手を当てない方をよく見かけます。あくびの時も大きく口を開けたままです。
大学の先生が、授業をしていても、手で隠すこともなくあくびをしている学生さんがたくさんいると言っていました。礼儀をわきまえましょうね。
歯医者さんに行ったときは別ですが、本来、口の中を他人に見せてはいけません。咳やくしゃみやあくびのときは必ず手をあてること、食事のときも口の中にものがあるときにクチャクチャ話さないなど注意しましょう。
くしゃみは風速20~40m/s、菌はものすごい速さで飛びちります。くしゃみや咳のときに口に手をあてる、ハンカチを当てるだけでも感染防御につながります。インフルエンザやノロウイルス感染症など、目に見えない敵には細心の注意を。
私のクリニック目白
院長 平田雅子