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内科・アレルギー科

151-細菌性膀胱炎 -美人のトイレ事情-

2019.12.25

最近、クリニックに立て続けに膀胱炎の患者さんが、みえています。冷える季節だからなのでしょうか。本当に増えています。

 

膀胱炎の症状って、辛いですよ。多くの方は排尿時痛といって、トイレにいくと痛い、という症状があります。最初から最後まで痛い人もいれば、排尿の最後だけ痛い人もいます。

 

次に多い症状は残尿感、トイレに行ったばかりなのに、また行きたい気がする、というものです。しょっちゅうトイレに行ってもあまり出ません。

 

中には、尿は作られているのに、炎症が強すぎて排尿できない、という場合もあります。

 

膀胱炎の治療は、急性期や重症の場合には、抗菌剤を使います。まずは、バイ菌を押さえます。慢性期や何度も繰り返す場合は、少し長めに漢方薬を用いることもあります。

 

治療とともに自分で気をつけることは、身体を冷やさない事、水分をとること(温かい白湯など)、痛みがあるとトイレを我慢してしまう事がありますが、尿が濃くなると、尿中のばい菌を余計に増やしてしまいます。水分をたくさんとって、トイレは我慢せずにいきましょう。

 

クランベリージュースは殺菌作用がありますから、お薦めです。辛いもの、刺激物、お酒は控えめに。

 

痛みがある内は入浴時、湯舟には入らないでおきましょう。以前、繰り返し膀胱炎で来院されていた患者さんで、石けんでゴシゴシ陰部を洗っているという方がいました。洗い過ぎは粘膜の防御する力を低下させてしまいますから、ほどほどにしてください。

 

膀胱炎など、バイ菌が原因となる疾患は、本人の身体が弱っている時に起こることがほとんどです。これもやはり、「体調が落ちて弱っていますから、注意してください」という、カラダの中からのメッセージです。無理をせずに、ストレスの回避に努めましょう。

 

カラダにかかるストレスは、不規則な食事、栄養不足、インスタント食品や甘いものの食べ過ぎ、睡眠不足、薄着、食べ過ぎ、飲み過ぎ、過度の日光暴露など、日常よくあることがらです。

 

身体にストレスがかかると、バイ菌や、ウイルスや、カビが原因で起こる疾患に対しての抵抗力が落ちてしまいます。また、感染した場合には、回復にも時間がかかる事も多いのです。

 

忙しいから、と言って食事や睡眠が不規則にならないように、からだを冷やさないように、お大事にしてくださいね。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子

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