もうすぐ関東の自粛も解除になりそうです。
stay homeを頑張ったおかげで、国内では、だいぶ感染者が減少してきてはいます。成果が出たと思います。
ただ、ウイルスが潜んでいることは周知の事実ですから、油断無きよう、用心していきましょう。
「三密を避ける」の意味をもう一度確認します。
1、密閉を避ける
まずは換気。部屋が広くても風の流れがなければ換気はできていませんから、30分に1度、窓を開けたり、ドアを開けたり、可能なら開けっ放しでもかまいません。換気扇があればフル回転させましょう。窓がないオフィスは扇風機などを置きましょう。
2、密集しないこと
例えば、しっかり換気をした状態で、100人入る部屋に20人が、適切な距離をとって同じ方向を向いて座り、マスクをして静かに、講師やアーティストから離れた位置で、イベントに参加するのであれば、感染の可能性は極めて低いと考えます。 息が遠くに飛ばなければ、心配は少ないことになります。
主な感染経路は鼻と口 歌ったり、大声で叫んだりしない限り、人の息が届くのは約1㎡なので、自分の1mと相手の1mで、ソーシャルディスタンスは2mなわけです。息は通常前に、風がない状態では真っ直ぐに飛びますから、横並びが推奨されるのです。
お買い物や遊戯場や飲食店も、他人との距離が取れていれば大丈夫。心配し過ぎずに。
3、密接をなくす
日本では挨拶のハグやキスや握手は、元々少ないので、普段の生活では密接は少ないと思います。深くは追求しませんが、いろいろな場面で接近し過ぎないようにしてください。
今回のウイルスの厄介なところは、感染した人が必ず発症していないことなのだと思います。今までの騒ぎになったウイルス感染症は、かかったらほぼ100%症状が出ていたので、隔離しやすく封じ込むことができたのです。
爪が青くなるとか、おでこが白くなるとか、無症状感染者にサインがでて、あ!あの人感染してる。と、わかると良いのですが、はっきりしないのが困ったところです。
有名な医師や人気のコメンテーターがどんなに怖い話をされても基本は変わりません。うがい、手洗い、顔に手を近づけない。この辺りが、やはり、一番大事です。自分にとって正しい情報をみつけて、乗り切りましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子