高齢者のCOVID-19ワクチンの予約受付が、G.W.明けから始まり、いろいろな施設で、予約争奪戦となっております。
私のクリニック目白でも、予約の電話が鳴り響いております。受付さん1人が、ずっと電話対応を余儀なくされており、受付業務に支障をきたすほどです。
とにかくワクチンをうたなければ、と思う気持ちはわかりますが、普段の診療の合間に接種時間をとっていますので、患者さんご自身の都合に合わせての時間の調整は、できかねますことをご了承ください。
以下のような問い合わせが多いです。
○ 明日にでもすぐうってほしい。待てない。(そう言われても)
○ 私は持病があるから早くしてほしい。他の人とは違うから。(持病がある方はたくさんいらっしゃいます)
○ なぜ毎日やっていないのか。(ご自身の時間に合う診療所を探しましょう)
○ 1人ぐらい入れてくれても、いいじゃないですか。(1バイアルで6名です)
○ 私は夕方まで働いているのだから、その時間には行けません。(こちらも真面目に働いております)
○ 予約が取れないと、役所の健康管理課の偉い人を知っているから、その方に言いますから。(どんどん言ってください)
ごめんなさい。クリニックによって、1日に受け入れができる人数には限りがあります。どのクリニックも、通常の診療時間の他に時間を空けて、ワクチンをうっています。そしてまだ医療従事者が、うち終わっていない状況です。
現在、積極的なワクチン接種に向けて、通常の診療枠を閉じて、ワクチンをうてる日を増やしておりますが、なかなかスムーズに運んでいません。
1バイアルで6名まで。支給されている注射器によっては、5名分しかとれないものもあるよう。各医療機関に配置されてからは、冷凍で2週間、冷蔵で5日間、バイアルをオープンしたら6時間以内に使用しなくてはなりません。
ワクチン接種だけを専門にされている診療所でしたら、1日を通して無駄なく施行できると思うのですが、1日に1V、2V、3Vを扱っている診療所では、人数の調節、時間の調節、突然キャンセルが出たときのやりくりは、非常に大変です。
受付さんが一生懸命穏やかに対応しておりますが、どうか案内状をよく読んで、記入漏れが無いように、日にち、お名前、既往歴(かかったことがある病気)などご記入していらしてください。医師の名前欄に、自分の名前を書いてはダメですよ^_^
私のクリニック目白
院長 平田 雅子