COVID-19ワクチン2回目終了しました。世間で言われているように、2回目はやはりダメージがありました。
今回は、利き腕ではない左腕にうちました。1回目と同様、注射自体は全く痛くありませんでしたが、腕の痛みが出てくるまでの時間が、1回目よりも早く、うってから2~3時間位から、なんとなく意識がそこに向くような、重い感じがありました。
夕方5時半位にうちましたが、夜10時位にはかなり痛くなり、湿布を貼って休みました。
なんとなく寝る前に、ざわざわと熱が出る前の腰の痛みと、その他の関節の痛みが、かなり出てきたので、アセトアミノフェンを内服して休みました。
私の場合は、微熱位、いつもよりちょっと高い位で、はっきりした熱ではありませんでしたが、クリニックのスタッフ1名は、39度台の熱が夜中に出ています(1回目の時にも7度台の熱が出ています)。
そして次の日1日は、かなり辛く、診療日でしたが、長い1日だった感じはありました。体が痛く、遠くに頭重感とだるさがありました。この日もしっかりと薬を飲みました。飲まないと体が痛いし、熱っぽいと言う状態が続いていました。
注射した2日後ですが、お昼ぐらいには、すっと抜けた感じがしました。
世の中では、50歳代はあまり副反応がないとか、若い人がひどく反応するとか、また逆に若い人は大丈夫、高齢者がひどくなるなど、いろいろ言われていますが、総じて体力のない方が、症状がひどく出ているような感じがします。
またアトピー性皮膚炎などのアレルギーのある方は、やはり異物に対しての反応は強いと思います。アナフィラキシーショックではなく、普通に発熱、体の痛みなどです。もともといろいろなものに対しての免疫が上がっているわけなので、当然と言えば当然です。
そういう意味では、膠原病の因子を持っている方、リウマチの方などは、同じように反応する可能性があります。
私と同世代の女性でも、腕が痛い位で全く問題がなかった人もいれば、調子が悪くて1日寝込んだと言う方もいらっしゃいます。
男性は、ほぼほぼ発熱などあまりなく、元気でいた方が多いです。
これから高齢者の接種がどんどん行われます。反応は、ほんとに人それぞれです。痛み、だるさ、発熱、頭重感あたりは当然くらいに思って、あまり心配せずに臨むのがいいかもしれません。
以前にもお伝えしましたが、死者を出すほどのウィルスに立ち向かうためのワクチンです。当然反応も強いのは、当たり前と言えば当たり前です。
1回目の反応が強くて、2回目を受けなかった方もいますが、矢面に立って戦う方、アクティブに活動する方は、受けた方がよいと思います。
早く1回で済むワクチンが量産されることを祈るばかりです。また新しい情報等ありましたらご報告します。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子