新型コロナワクチンを打ったので、抗体がどのくらいできているかを確認してみました。
せっかく打ったのだから、一度自分の抗体をちゃんと見ておきたいと思います。
女性、男性とも、検査した施設の平均値が出されていて、男性で、歳をとっていて、酒飲みは、抗体がつきにくいと言われています。
ですが、個人的にはあまり信憑性がないような気がしています。薬の効き目や、サプリメントの効き目が違うように、ワクチンの効果も人それぞれです。
どの種類のワクチンを打っても、副作用が出る人もいれば、全く出ない人もいらっしゃいます。人それぞれ違うと言うことを、頭に置いてください。
例えば、ワクチン接種後の抗体のスコアが1,000だとすると、その1,000がその方にとっての、どのくらいの効力なのかは、人によって違います。
つまり1,000あっても、抵抗力がある1,000の場合もあれば、だいぶ下がってきている1,000の場合もあるので、同じスコアだからといって、同じ位の抵抗力、防御力があるとは言えません。
風疹の抗体価のように、32倍以上あれば追加ワクチンをする必要がない、と言う明確なスコアはなく、本当に人それぞれ違うわけです。
なので大事なことは、自分の抗体が今どのくらいあるかを、正確に知っておくことだと思います。
理想としては、2回目のワクチンを接種した約1週間後に、血液検査で抗体を測り、3ヶ月後にもう1度チェックして、比べていくと言うのがよいと考えます。
その2回を比較して、50%以上下がっている場合には、やはり追加の3回目が必要かなと考えていくのが良いような気がします。
測定する時期によっても、抗体の高さは違うので、今の抗体価がその方にとって、低いものなのかちょうど良いものなのかは、ほんとにそれぞれだという事を認識した上で、自分の今を知る、そして自分のこれからを考えることが、やはり大事だと思います。
自分の抗体価が気になる方は、ご相談ください。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子