ケーキやクッキーに限らず、酢豚や乾焼明蝦(エビチリ)などを自分で作ってみると、どれだけ砂糖を使うのかが分かります。結構使っていますよね。
血糖のコントロールは、お薬を飲んでいるから、採血の結果が安定して体調が良くなっているのであって、体質が変わったわけでも、疾患が治っているわけでもありません。
自分で食べるものを気をつけ、食べ方も気をつけ、運動もして、睡眠をちゃんととって、自分のことをしっかりと守らないと、病気は治りません。
また、メンタルを病んで疲れて、休職をしたり、人に会わないで在宅中心の仕事をしている方は、休んでいること、人に会わないことが治療なので、急に休みを返上すると、元の通り具合が悪くなります。
ゆっくりゆっくり慣らしていく、リハビリ出社などが大切だと言うことを、肝に銘じておいてください。
薬の力を借りたり、休息することで、治ったように見えるだけで、治ったわけではないのです。そのことを忘れないこと。自分の生活習慣を見直すことが大事です。
自分がどこが弱いのか、いろいろな侵襲があった時、例えば熱を出すとか、すごく疲れるとか、強い陽射しに当たるとか、食事をちゃんとしていない、インスタントものばかり摂っているような時に、どこに1番最初にダメージが出るかを知り、自分の弱いところに気づくことがまずは大事です。
内服を自己判断で止めたり、まびいたりしてはいけません。どうか忘れずに毎日過ごしてください。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子