昨日、東京ではだいぶ気温が下がりました。気温が下がってくると、どういうわけか気分が落ちる患者さんが多くなります。
寒くなってくると、人はいろいろ迷うのかもしれません。もちろん皮膚の乾燥の悩みも多いのですが、最近よくある悩みは、4回目の新型コロナワクチンは、打ったほうがよいのかというものです。
インフルエンザワクチンの予防接種もスタートしましたので、打つ順番についても質問が多いです。
あくまでも私見になりますが、4回目のワクチンも、可能な限り打つのが望ましいと考えます。
3回目を打っても4回目を打っても、感染している方はいらっしゃいます。ただ重症化率を見ると、やはりワクチンを打っている方が、重症にならずに済んでいます。
ワクチン自体の副反応も、確かに気になりますが、感染時の重症化や後遺症を考えると、4回目の接種をお薦めします。
3回目のワクチンを終えて半年以上たっても、抗体価があまり下がっていないケースもありますので、抗体価を確認してから打つのもよいかもしれません。
コロナのワクチンとインフルエンザワクチンは、同日接種が可能ということが発表されました。同じ日に打ったからといって、有効性、安全性に変化がない、免疫干渉しないということが報告されています。
ただ新型コロナワクチンの後に、高熱が出たり、調子が悪かった方は、1週間ぐらいはあけてもいいのかなあという気もします。
私のクリニック目白では、オミクロン対応2価ワクチンは、毎週金曜土曜の夕方に行っておりますので、ご希望の方はお電話にてご連絡ください。
インフルエンザワクチンは、都度予約を承っております。インフルエンザの抗体は、接種後、約2週間でつくことを踏まえて、11月中には打っておきたいと考えています。
ワクチンプランを立ててみましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子