ここのところ毎日患者さんから、「7月にコロナにかかっていました。」「お盆で移動していてかかったと思います。」というようなお話を聞きます。
公表はされなくなりましたが、コロナの患者さんは確実に増えています。
皆さんおっしゃるのは、「どこでかかったかわからない。」「周りにはコロナにかかっている人はいなかった。」
おそらく感染しているけれど、症状がない方がたくさんいるのだと思います。5類になったことで少し安心したり、皆が一斉に出かけたり、マスクをあまりしなくなってきたこともあり、感染につながっているのだと思います。
5類になったからといって、ウイルスが弱くなったわけではありません。罹患された方は、回復して時間が経っても、何となく息苦しい、怠いと訴えがあります。
そして、この酷暑が2ヵ月以上も続いていますので、皆、弱ってきていると思います。帯状疱疹も口唇ヘルペスも多いです。
ウイルスに対しての抵抗力が落ちているというか、いろんなことに対しての免疫が下がってきているのだと思います。ここらでもう一度気を引き締めて、手洗い、うがいを励行しましょう。
可能なら、人混みや電車ではマスクをする、手指の消毒もこまめにし始めましょう。
これから空気が乾燥してくる時期が来ますと、更に感染しやすくなりますので、今一度確認をしましょう。
都内の小学校では、インフルエンザもじわじわ増えています。油断なく行きましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子