コロナの感染が騒がれるようになってから、3回目の夏でした。
学校にもよるのでしょうが、小学校や中学校では、給食時、準備が忙しそうです。高校もでしょうか。
机を移動させて、黙食用に配置変えするようです。つい立てをおき、それぞれが位置につきます。食後にまた元の位置に机を戻すので、食べる時間は短くなります。
クリニックに蕁麻疹とニキビでいらした中学生は、お弁当を持って行くらしいのですが、10分で黙々と食べなくてはいけないので、いつも急いで食べているそうです。
そのせいか早食いの癖がついて、家でも10分か15分で、黙々と食べるようになってしまったそうです。
おそらくゆっくり噛んで食べる暇はなく、胃腸にも負担になっているのではと思います。
子供の蕁麻疹やニキビは、案外こうした食べ方や、食べる内容に原因があったりします。立派な生活習慣病です。
新しいニキビの薬はどんどんできています。もちろん昔に比べると、治療がしやすくなっていますが、お薬を使いながらも、自分の食習慣や生活習慣を見直してみましょう。
また、治りにくいニキビには、産毛の除去や、毛穴を引き締めたり、ニキビ跡の赤みをとる美容治療も行います。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子