今回のニキビシリーズの4回目(最終回)のコラムです。
ニキビ跡を残さないために自分ですること、そしてできてしまったニキビ跡の治療についてです。
まず、ニキビができた時、まず自分で守っていただくこと2つ。
- ニキビの跡を残さないためには、潰さないことがまず大事
- 潰れたら、ニキビ用の薬は中止する。これがsuper important。
ニキビがピークのとき、腫れているときは、炎症が起きているので、冷やすことは大事ですが、ニキビが潰れて中味が出てしまったら、冷やさずに温めることが必要です。ホットタオルで、患部を温めることをお勧めします。
ニキビができるたびにつぶして、膿や、ニキビの芯と呼ばれる硬い粒を押し出していた方は、ニキビの跡が凹んで残っていることが多いです。
長い時間が経過しても、凹みはなかなか戻りません。
そして、できてしまったニキビ跡の治療は、皮膚の表面の角質層を少し削る、シルクピールがおすすめです。ヒアルロン酸を流しながら、吸引をかけて角層の凹凸を治していきます。つるっとします。
ただ赤みがあるうちは、すぐに施術はしません。皮膚をある程度丈夫に戻してから行います。
フォトRF(オーロラ)の施術は、毛穴を引き締め、産毛も処理できるので、ニキビ再発の予防となります。ニキビ跡の赤みの下にある、色素沈着の除去にも優れています。お試しあれ。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子