今、高濃度ビタミンCが痛みに効くと言われていています。特に関節痛や腰痛です。
テニス肘の手術直前の方が、片肘を手術して、術後も時々痛くなって、もう片方も同じようになって、そちらの腕も、針をやっても効かず、手術しかないですねと言われていたそうですが、高濃度ビタミンC点滴をしたいと来院されて、点滴を2回ぐらいしたら、あれっ痛くないと言って、しばらく痛くないので手術しないで様子をみていますという方もいらっしゃいます。
リウマチの方で始めた方もいます。冬痛くなるから、その時だけでもしようかなと。
関節の痛みは、関節の痛みを出す物質が発生しているか、骨棘(こつきょく)みたいな骨の変形が起きているからです。骨の変形は変えられないとしても、高濃度ビタミンCは、発痛物資を抑えることができるのかもしれません。はっきりした理由はよくわかりませんが、痛みに効いています。
また、高濃度ビタミンCが、活性酸素を一時的に増やすので、その活性酸素がガンをたたくと言われています。ビタミンCが直接、癌細胞を壊すわけではありません。
ビタミンCが全てに有効という訳ではないけれど、未知な効果がまだあると思っています。他には、血液中のサビをとるというのが、アンチエイジングに繋がります。抗酸化作用です。
ビタミンCには酸化型と還元型のタイプがあります。今は、私のクリニック目白では、酸化型のビタミンCだけれども、還元型に変えようかと思っています。仕入れコストは2倍以上高くなりますが、白髪には還元型の方がいいと言われていますから。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子