2月から遅延型アレルギーの検査を始めました。まずは私自身の検査をしてみようと試したところ、思いの外、いろんなものに反応していてビックリしました。
乳製品が全滅でした。
以前から、かにクリームコロッケやクリームシチューや生クリームは、胃もたれがして、バスに酔ったりするので、気をつけていましたが、こんなに反応しているとは、何てこったい!です。
チーズも食べすぎると、次の日一日お腹がいっぱいで食べられなくなり反省するのですが、どちらかというと好きなので、また食べては膨満感を繰り返していました。
私のように消化器の症状ですと、比較的自分でも気にして控えめにしている方が多いのですが、食べてすぐに口が腫れたり、苦しくなったりすることはないので、気づかずに本来は合わないものを摂り続けていることがあります。
頭痛や不眠や関節痛やむくみや湿疹やだるさなどもこの遅延型アレルギーで起こっている場合があります。接種後、7~8時間から2日以降など何を食べたのか思い出せない頃に症状が出ることもあるため、なかなか気づきません。
また、小児では多動など、落ちつきのなさも影響しているといわれています。
からだにいいと思って毎日摂っているヨーグルトや豆乳や卵が、慢性的に刺激となり具合が悪くなっているなんて想像しにくいですよね。
でも現実にこういう方、多いのです。
私の場合、ヨーグルトに至っては、食べて少しするとお腹の中がとても冷たくなる感じがありましたが、冷え症だから仕方がないと諦めていました。
今回の検査で、はっきり合わないことがわかったので、2ヵ月くらい食べるのを止めてみました。そうしたら口内炎ができなくなり、胃腸が重く動きが悪くなることもなくなりました。合わない食べ物を消化するのに胃腸が頑張りすぎて、オーバーヒートして胃熱を生じて口内炎ができていたのでしょう。
小学生の頃からしょっちゅう口内炎ができ、1週間連続でできないことはないくらいいつも出ていて、ビタミンをとってもどうにも治らないので、もうそういう体質と諦めていましたが、そうではなく遅延型アレルギーだったようです。
あなたも私のような症状ありませんか。
私のクリニック目白
院長 平田雅子