院長コラム66「食物アレルギーその後」(2015/8/7)
院長コラム62「慢性の不調、食物の遅延型アレルギーかもしれません」
その後たくさんの方が、遅延型アレルギー検査をうけており、検査結果から食事を見直して、調子のよくなった方も増えています。
アレルギーの判定のスコアは、通常Ⅰ~Ⅵに分類されますが、スコアが高いからといって、摂取しても息が詰まったり、倒れたりすることはほとんどないので、無理して100%除去しなくても大丈夫ですが、スコアがⅣ以上のものは除去にトライしてみましょう。
まれに摂取後数時間で、強い不調を訴える方がいらっしゃいますが、反応時の対応についても診察時にお話ししています。
同じものを大量にとると、アレルゲンになりやすい傾向もあります。同じものを食べ過ぎないようにしましょう。
除去し始めのときには、アレルゲンを含む食品を食べられないことがストレスだった方も、不思議と除去してしばらく食べないでいるうちに、食べなくでも大丈夫になることが多いので、はじめはゆっくり、ストレスにならない程度で除去してみましょう。
合わないものを除去した結果、毎日悩んでいた頭痛がなくなったり、むくみがとれて体重が減ったり、お腹の張りがとれて、便通がよくなったりと、生活の質が上がった方も多く、特にお子さんでは、学校生活がスムーズになり、疲れずに通学でき、クリニックにも元気で来院されるのを見るのは嬉しい限りです。
私のクリニック目白
院長 平田雅子