疲れたときには、元々自分の弱いところがダメージを受けやすいという話を以前しました。
胃腸の弱い方は、疲れが続くと消化不良を起こしたり、胃もたれや胃の痛みを実感することが多いですし、頭痛持ちの方は、弱ってくると、頭痛や目の奥の痛みを起こします。
そして皮膚の弱い方は、湿疹が出たり、皮膚が赤く腫れたり、蕁麻疹であったり、中から吹き出すように赤みが出てきたりなどが起こります。
皮膚をずっと診ていますと、昨日まで何でもなかったのに、急に唇が腫れたり眼が腫れたり、もちろんヘルペスのこともありますが、かゆみが湧き上がったり、ムズムズした違和感が続くなどの症状を起こします。
食べた後に痒みが出たり、ざわざわとするようなときは、食物アレルギーも疑ってみましょう。
元々のアトピー性皮膚炎が悪化したり、掌蹠膿疱症や、乾癬が悪化することもあります。
体の内側と外側は、やはりつながっているといつも思う瞬間です。腸内環境を整えることも必要です。
昨日から気温がかなり上がってきました。暑さだけでなく、激しい温度変化もまた、身体を疲れさせます。
自身の体調を確認しながら、皮膚を守りましょうね。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子