遅延型食物アレルギー検査Q&A①
ニキビ、膨満感、胃もたれ、腹痛、頭痛、むくみ、口内炎、不眠、動悸、脱力、こういった症状があるけれども、いろんな検査をして全く問題がない。アレルギーを疑って、アレルギー検査をしても何も特定できない。そんな時は、遅延型食物アレルギー検査をお薦めします。
即時型アレルギー検査とは?
保険でできるIgE(即時型)アレルギー検査は、ダニ、ハウスダスト、花粉、動物などの吸入性アレルゲンと、食物のアナフィラキシーを起こす可能性がある代表的な食餌性アレルゲンの検査ができます。ですが、全く反応が出ない人がいます。即時型は、今食べたら、今ここにあったら、アレルギー反応が起こる可能性をみる検査です。
昔はIgE(即時型)検査をして反応していないと、アレルギーではありませんという判定をしていました。反応していないとどういうことになるかというと、あなたはアレルギーじゃないですよ、神経質なんじゃないですかって言われていた時代がありました。他の医療機関でそう言われて、本当に合わない食べ物があるんですと、泣きながら来ていた親子がいたりしました。
次回は遅延型アレルギー検査について詳しくお話します。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子