50歳位になってくると、体毛は明らかに薄くなります。若い時に剛毛だった方でも、細くなります。
おそらく女性の場合は、更年期と呼ばれる時期なので、ホルモンの減少も影響していると考えられます。
体毛が薄くなると同時に、眉毛も細く乏しくなってくることが多いです。特に眉頭が薄くなって、ぼんやりした印象になってしまいます。そのために、眉間のシワや目の周り小じわが目立つようにもなります。
眉間のシワや、目の周りのシワに関しては、ボトックス等で調整することができますが、眉毛に関しては、どんどんなくなって、産毛しか残ってないという方もいらっしゃいます。
その頃になると、老眼も進んでくるので、自分の眉毛がよく見えず、うまく描けない。一筆で書いたような、いかにも年寄りくさい眉になってしまいます。
医療アートメイクは、若い人が時短のためや、可愛く見せるためだけではなく、50代60代70代になっても、自己主張としての眉毛を作るためのものです。
最近、今から50年位前に、いわゆるアートメイクの走りに眉を入れたという80代の方がいらっしゃいました。
青い色素が細長く残っていましたが、その元々残っていた色を、うまくカバーするように入れ直しをしました。
また、元気な70代80代の方には、運動時、特にプールのときには眉毛が取れてしまうので、プールに行く前の顔と、プールを出たときの顔が違って、ちょっと恥ずかしかったのだけれども、気分良く運動ができるようになったと喜ばれています。
いつも眉毛がある生活は気分が良いですね。医療アートメイクをぜひお試しあれ。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子