私も60代も半ば過ぎに近づき、いつばったり死んでもおかしくはないなと考えるようになりました。
実際、歳の近い先輩が、いつの間にか突然いなくなってしまい、もう今生では会えないのだとしみじみ思い、自分の最後に向けての準備をしていかなくてはと思います。
先日、美容家の友人と二人で、自分が亡くなったときのことを想像していたのですが、、、
「あぁ私とうとう死んじゃったのね。」とお通夜の会場を漂いながら、「待って!その遺影はちょっと気に入らないわ。」「誰よその写真選んだのは!」
そう悔やまないように遺影を毎年撮っておこう。生き残った方が写真が合っているかチェックしよう。という内容でした。
自分が1番気に入った写真を飾ってもらい、死に顔も綺麗な人だったよねと言われるように、死化粧も少しでも美しくしてもらい、惜しまれながら逝きたいねと。
死化粧も指定しておこう。こんなお化粧で頼みますと。
それにはまず眉。一応ちゃんとあった方がよいから、アートメイクは必須かもと。最後にお顔を拝見となったときに、いつもの眉毛じゃないと何か変ですし。
「そして髪も減らないように、食事やヘアケアに気をくばろうね。」二人で考えていたら、「今からできることはたくさんあるね。」となりました。
私自身はおそらく長生きタイプです。患者さんが元気な間に、シニア美容を通して、どれくらい満足できる素敵をご提案できるか考えますね。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子