年とともに、段々1年過ぎるのが早くなるとよく言いますが、振り返ると、いろいろ思い出すことがありますから、今年は長かったような気がします。
1月の連休に足首を捻挫したのを皮切りに、坐骨神経痛、それがこじれてギツクリ背中になってしまい、参ったなぁでした。春先には、歩きすぎたあと、からだが冷えすぎて、神経痛を発症して、2週間ほど階段を降りられませんでした。あっという間に痛みに包囲されたような状態でした。
痛いと気持ちも先細りになり、元気もなくなるし、いいことないです。家族や先輩のギックリ腰は時々みていたのですが、ギックリがこういう痛さとは想像していませんでした。整形外科を受診したところ、幸いに骨には異常はなく、ヘルニアでもなく、“痛みがとれたら運動して鍛えてください。”で終わったのですが、いろいろ考えました。このまま歩けなかったらどうしようと悩み、杖を買おうかと迷いました。からだの中からの疲れや姿勢が、恐らく影響しているでしょうし、まずは弛めて鍛えないとです。
以前オペラ歌手の方に、“人生は腹筋”と言われましたが、確かに腹筋大事です。筋肉を使ったら、必ずほぐさなくてはいけません。
というわけで、痛みに悩んだ長い1年でありました。
皆さま、お健やかに、どうぞよいお年をお迎えください。
私のクリニック目白
院長 平田雅子