もし、自分の足で歩けなくなったらどうしようと、時々考えます。
高校生や学生の頃は、足首をくじいたり、怪我をしても、湿布を貼って少し休めば、すぐ痛みが取れていました。が、その傷めた部位が、40歳ころから、雨が降る前に疼きます。
飛行機に長時間座っていると、膝のなんとも言えない嫌な痛さが出たり、歩けないわけでは無いのですが、膝のお皿が反り返って、膝関節が逆に曲がりそうな感覚の痛さや、同じ姿勢でいると、ジーンと重くなります。
湿布を貼ると、1日ぐらいは良いのだけれど、雨の間や、湿度が高いと、何となく痛かったり、膝周りを押すと、痛い部分があったりします。私の場合は、気温が下がって冷えると、一気に痛みが再熱します。
それで去年ぐらいから、自分の膝に自分でPRPを打っています。結構自分に注射をするのは勇気が要ります。が、かなり効いて、今は痛みはほとんど無い状態です。
ほんとに動けなくなって、歩けなくなってから治療するよりも、何かちょっとこれはと思った時に、治療を始めておくほうがいいような気がします。痛いところに痛み止めを打つより、PRPの効果は高いです。
患者さんの膝に打つと、クリニックに来るときには、階段を降り入れなかったという方が、スイスイ歩いて帰れたとか、横に寝るのも辛かった人が、ちゃんと眠れるようになったとか、そういう事はよく経験しています。
正座できなかった方が、正座ができるようになった、足が上がらなかった人が、ちゃんと自分の足で歩けるようになった。四六時中痛くて不機嫌だった方が、ちゃんと眠れるようになったと聞くのは嬉しいことです。
PRPで関節周囲の痛みをとる治療は、今後期待がふくらむところです。痛み止めでもなくなりきらない痛みにお薦めです。ライフデザインカウンセリングでご相談ください。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子