デザインする?
3回ぐらい続けてPRPをすると、マイナス20歳につながる大きな道になります。毎日のお手入れももちろんだし、毎日どうケアしたらいいかを、PRPを注入しながらアドバイします。顔を触ると左右差があるので、いつも右側で噛んでませんかとか、左を向いて寝ていませんかとか、効き目が右ではないですかとか、目を使いすぎていませんかというのを、顔を触ったり、頭を触ったり、丁寧に見ながら、両方に同じ場所に射つけれども、左右同じようには射ちません。
また、寝て射つので、途中で一回座ってもらって、重力がかかったときに、右がちょっと皺が深いと思ったら、こっちに二重に射つとか、倍射つとか、そういう左右差を見ながら射っていきますし、もともとの骨格もあるので、肘をついているとか、笑い方の癖で右だけ口角が上がるとかがあるので、そういういろんなことを想定して見ながら、左と右からみたり、一回途中で起き上がってもらって、ニッて口を開いたりして、いろいろしながら、この皺ができるときはこうなるんだなというのを見ながら射っていきます。
例えば小さいことだと、階段を上るときに、どっちの足から上がりますかとか、ドアはどっちの手で開けますかということなど、みんな影響してきます。口角が下がってくる、ほうれい線ができる人というのは、ハムストリングが弱いとか言われたりしますが、全部つながっているわけです。だからその辺の癖とかを途中で話したり、どう注意していったらいいかを言いながら射っています。真皮と表皮のギリギリのところ、出血しないギリギリのところで射っていきます。医師の間ではデザインするっていいます。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子