今度こそ本当に暖かくなりますように。
花は散り、葉桜となり、初夏へ向けてエネルギーを溜めている様子ですが、まだ夜は冷える日が多いですね。油断せず、からだを冷やさないよう努めましょう。
いつもお伝えしていますが、からだの中から温める事が大切です。冷たい食べ物やからだを冷やす食べ物は控えめにしましょう。
でも、からだを冷やす食材には、からだの熱をとったり、炎症を抑える働きもあります。解毒して、老廃物を除去する働きをします。代表はほうれん草、セロリ、茄子、トマト、きゅうり、大根、ごぼうなどです。
物には二面性がありますね。
何を食べたら健康になれるのか。
さまざまな情報が身近にたくさんありすぎて、自分に何が合うのかは、なかなかわからないものです。
食事は一日に三度きちんとが当たり前と思っていたら、一日一食でよいという提案もありました。飢餓状態が続くと、長生き遺伝子が活性化すると言われていますが、からだが疲れて集中力が落ちてしまっては元も子もありません。
自分に一番合っている食事の仕方を、確認しておきましょう。
自分に合わないもの、調子が悪くなる状況を把握しておけば、自分自身を守ることができます。
クリニックで、患者さんにお薦めしていることがあります。体調をカレンダーに記入することです。頭痛や吐き気や腹痛、筋肉痛、めまい、気分の不調などを記録します。寝不足や食べ過ぎ、忙しさの度合い、更に生理日や天気を加えます。
どんなときに調子が悪くなるか段々わかってくると、体調管理がしやすくなりますよ。試してみてください。
麗らかな春の日を満喫してくださいね。
私のクリニック目白
院長 平田雅子