花粉の威力は凄い。
鼻の症状や目の症状だけでなく、頭痛やからだのだるさや円形脱毛などの皮膚の症状まで出します。
実は口や鼻や目の粘膜と同様に、陰部の粘膜もダメージを受けます。セックスの経験のない小学生や中学生やティーンエイジャーに花粉の時期に陰部に強い痒みが起こり、掻き過ぎて腫れ上がってクリニックを受診ということはよくあります。これも粘膜に花粉症が起きていると判断します。
小児科→婦人科→最後に皮膚科に廻ってきます。
痛々しいことになっていることが多いのですが、抗アレルギー剤と外用薬で治します。
陰部の花粉症って子供に限ったことだと考えられてきましたが、目白でクリニックを始めてから大人も例外ではないことが段々わかってきました。
この時期は陰部の強い痒みを訴える患者さんが増えます。当然ですが、大人も子供も同じように花粉の影響を受けています。
吸い込んだ花粉の蓄積や目や鼻の粘膜の反応が連鎖して症状を出すのだと思います。
花粉の季節、いろいろな痒さにご用心。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子