流れるようにマリア・カラスが歌う『私のお父さん』いうアリアが好きで、ひとりの時よく聞きます。 最近、アンサンブル・プラネタというグループのア・カペラで同じ曲を聞きました。天使の歌声と言われているようです。 同じ曲でも、表現はいろいろあるものですね。チャンスがあったら聞いてみてくださいね。からだが音楽ってすごいですよね。なんだか格好いい。
さて、私の実の父親が亡くなって、今年十三回忌を迎えました。肝臓癌でした。父の病気がわかる1年半くらい前に皮膚にサインが出ていました。私はそのことに気づきませんでした。私の父は、元々あっさりサッパリ系の皮膚の持ち主でしたが、突然、顔がベタッとしてふけっぽくなり ました。いわゆる脂漏性皮膚炎です。
この皮膚炎は、季節の変わり目や体調の悪いときに悪化しますが、時には免疫力が落ちているときのサインでもあります。いつもと違う皮膚の変化は、からだの変調のサインであることがよくあります。”何か変だぞ”は、本当に何かが変化し始めていることがありますので、そのうち治るだろうと思わずに、ご相談ください。
今年も2ヵ月あまりになりました。 心配事も早めに片付けちゃいましょう。
私のクリニック目白
院長 平田雅子