今年も花粉症で悩んだ方々、お疲れさまでした。
花粉症の薬って、いつまで飲んだらいいのかなって思ったことありませんか?
桜が満開になると、スギ花粉は減り始めます。
でも、しばらくスギ花粉で刺激を受けていて弱っている粘膜にとっては、乾燥もその他の刺激も強く影響します。ヒノキにも反応がなくてもしばらくぐずついたりしますから、急に内服を止めずゆっくり減らします。
朝晩内服をされていると、薬が切れる頃に症状が出てきますが、その、あ~まだ薬が必要だ!と思う気配が薄らいできたら、減らし時と思ってください。
一日1錠の場合も同様ですが、次に内服をする前に忘れずに飲まなきゃ、という感覚がある内はしっかり飲んでおきます。
ゆっくり一日2錠、1錠、を交互に → 次第に毎日1錠に → 週に1~2回飲まない日を → 一日おきに1錠にというように減らして終了にします。
ご自身が何に反応しているのかと、症状を見極めて対処してください。
ヒノキにも反応する方は、あと1カ月しっかり対策してくださいね。
今年は乾燥が強かったせいか、ぐすぐすより皮膚に症状が出ている方がとても多かった印象がありました。 症状が長引いてつらいようでしたら、皮膚科でご相談ください。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子