皮膚が丈夫な人はもちろん、かゆかったり、痛かったりで悩んでいる人も、綺麗で丈夫な皮膚になりたいと思うのは共通な願いですね。
30年くらい前までは、顔のパーツや造作が重視されていましたが、ここ10年位は皮膚そのものにますます目が向けられるようになってきました。
毎日どの雑誌にも美肌、美白、美人肌など、数えきれない程の肌情報が掲載されます。
その他に多少問題があっても、肌さえ綺麗なら何とかやっていけそうな勢いです。
さて、この皮膚ですが、身体の中で一番重量を占める臓器なのです。
中身の内臓をしっかり守りつつ、外界からの刺激に対してもバリアを強化して守っています。
また、“皮膚は内臓の鏡”とも呼ばれ、身体の不調のサインを出すところでもあります。
忙しい日が続いて、胃腸の調子が落ちて来たときに、ニキビが出てきたり、皮膚がカサカサして化粧のりが悪かったりした経験はありませんか。
髭剃り負けが治りにくいのも、じんま疹が繰り返し出るのも、すべて身体からのサインなのです。
身体の声を見逃すことなく、いつも元気でいるために、さあ今日から皮膚を大事にいたわっていきましょうね。
守り始めた日から皮膚はちゃんと応えてくれます。
シミを薄くしたい人もシワを減らしたい人も、まずは皮膚を守ることから始めてみませんか。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子