日曜日のお昼間、ほとんど立っている方がいない京王線で車両が全部、ちょうど真っ直ぐになったとき、ずっと先の先頭車両の運転室につながる窓から、外を見ている子供の後ろ姿が見えました。
その後ろ姿が可愛くて、絵になるなぁと見入ってしまいました。あの位置、私も好きです。左右に景色が流れて楽しいし、駅に入るときも、駅を出るときも1番先。スピードメーターも見えますし、何か楽しい。
あるとき、電車を運転してみたいなぁと言ったら、そういうゲームがあると教えてもらいました。いやいや本物がいいんだけどな。ま、私には無理ですが、最近は女性の運転士さんもときどき見かけます。うちのクリニックの患者さんにもいらっしゃいます。
思いの外、過酷な仕事のようです。みんなを安全に運び届けるための責任感はすごいです。頭が下がります。始発からの運転ですと、前の日から泊まり込みです。運転中はお手洗いも簡単に行けません。日にも焼けるし。
また、アレルギーの季節、ドアを開けるたびに花粉にさらされますから、だいぶ辛いと思います。辛くても眠くなる薬は飲めません。
本来なら、11月、12月、1月は1番花粉が少なくなる時期ですが、今年は季節がぐちゃぐちゃでしたので、この季節でも花粉の影響を受けている方が多くいらっしゃいます。電車の運転士さんだけでなく、眠くなるからと薬を使わずに、辛い症状を我慢されている方もいます。
眠さに影響を与えない薬や、同じ薬でも眠くならない飲み方はあります。我慢しないで皮膚科でご相談ください。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子