蕁麻疹の原因は、どこかが弱っている証拠です。ケアの方法をお話します。
おそらく1番弱っているのはお腹。一過性に便通が悪かったり、お腹が壊れたりしたら、食べ過ぎない、冷たいものをとらない、よく噛んで。
元々お腹が丈夫だと、お腹が不調の自覚がないかもしれません。自覚がなくても、お腹が疲れていることは、大人でもよくあることです。
小さいお子さんは、自分の体調が分からないので、お母さんはお子さんの様子をよく観察して、便の回数や、硬いとか、軟らかいとかの性状も確認しておきましょう。
熱が出たあと、風邪のあと、怪我のあと、遠足や旅行のあと、運動会のあとや、はしゃぎ過ぎたあとなど、いつもと違うコンディションで、蕁麻疹は出やすくなります。なので疲れているなと思ったら、いち早く胃腸を労り、睡眠も確保しましょう。
掻くとまた更に痒くなりますから、痒すぎてパニックになることもあります。落ち着いて行動しましょう。何よりもちびっ子が不安にならないように、大丈夫!もうすぐよくなるよ。を連発です。
つづく。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子