皮膚にボコボコ膨疹ができるのと前後して、鼻腔や気道の粘膜にも、蕁麻疹ができることがあります。
粘膜が腫れて鼻腔や気道が狭くなると、鼻が詰まったり、喘息のように息が苦しくなったりします。息が苦しくなると不安感が強くなります。
上記の症状が瞬時にくる場合は、アナフィラキシーの可能性が強いですから、迷わず救急車を呼びます。
会話ができる程度であれば、温かい飲み物をゆっくり飲む。胸を温めて楽になるなら温める。冷やした方が楽なら冷やす。で良いと思います。
そうそう!食べすぎの1つにお菓子があります。子供は自分が食べすぎているかを判断できません。お母さんの食習慣が影響しますから、お母さんも食べ過ぎないでくださいね。
腸管の粘膜が膨らんで蕁麻疹が出ると、腸はその膨らみを異物と勘違いして、腸を収縮させながら食物を運ぶ蠕動運動が激しくなり、早く異物を外に出そうとします。そうするとお腹はキリキリした痛みを起こします。蕁麻疹の前兆として、激しい腹痛が起こることもあるくらいです。お腹はホントに大切にね。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子