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皮膚科

191-ライフデザインカウンセリング -問診の重要性 医師が患者さんを知ることが大事-

2020.03.16

患者さんにとって必要なクリニック、行きたいクリニックとはどういうところでしょうか。患者さんはその一か所で救われたいと思うのです。

 

皮膚でずっと悩んでいると、患者さんはいろんな病院にかかっています。皮膚科にも何軒か行っていて、薬ももらっているけれども、良くならない。それで自分で調べて、アレルギー検査にたどり着きましたと来院される方も最近は多いです。

 

お薬手帳などで、どんなお薬を出してもらったかの経過を見ると、このお薬でダメだったから、このお薬になって、だめだったから、更に抗生剤も使ってみて、ステロイドを出して、だんだん強い薬になっていくんだなという順番が見えます。みんな強度ランク1のステロイドでダメだと、ランク2にし、2でダメなら3にします。患者さんに出すときは、弱い薬から出していることが多いです。

 

私は強い薬をあまり出さない医者ですが、なぜそうしているかというと、結局いくら強い薬を使っても、日常の習慣が変わらないと良くならないからです。

 

いろんな考え方はあるし、みんな治したいと思っている気持ちは同じだと思いますが、自分が素人で皮膚科にかかる、自分の身内が皮膚科にかかるとしたら、なるべくリバウンドするような薬を使って欲しくない。ステロイドがダメという訳では全然ないけれども、もっと使い方をちゃんと伝えたいし、ステロイドによらず、強い薬に頼らずに良くなる方法を何か伝授してあげたいと思います。

 

つまり生活指導を何もせず、洗い方も何も聞かず、どんな化粧をしているかも何も聞かないで、ただ見て、ああ乾燥しているな、アトピーだな、ステロイドを出すかということで処方して、それで良くならないと次に来た時に、じゃあもうちょっと強くしましょうみたいになっています。

 

お薬も一つの薬を飲んでいて痒みが取れなかったら、2つにし、3つになり、ニキビが治らなかったら抗生剤を使い、ニキビが治っているのならずっと飲んでくださいとか、しかも自分で処方したのに、あんまり使わない方がいいと後から言ったりするわけです。

 

それは私としては気に入らないわけです。不安があるのなら最初から出さなければいいし、責任のもてないもの、自分の身内に出せない薬は出さないでいこうと思うわけです。だけれどもそういうことが往々にしてあり、お化粧するなとか、歳だからしかたがないとか言って欲しくないけれども、普通に言われてしまうわけです。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子

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