ニキビが良くならないのは、お化粧しているからでも、歳のせいでもなく。薬をどんどん出せばよいというのでももちろんなく。
ちゃんとした治療をしているのに、なぜ治らないかは、洗い方、普段の生活習慣がその人に合っていないからです。
ニキビができていても、お化粧してもいいのですが、洗う時にそっと丁寧に洗うとか、使うものを工夫するとか、洗いすぎないとか、保湿をするとか。
ニキビができるとみんな乾燥させなきゃと思っている。乾燥して治すというような宣伝広告もありますし。そうではなくて、同じ顔でもできる場所でニキビのタイプが違うわけです。区分が違う。乾燥しているところは保湿をしてバリアを上げないとダメなんです。
だから一言でいうと、自分を知るということ、自分の皮膚を知ること。どんな時に自分の皮膚の調子が悪いのか、どんなことがあるとニキビができるのか、どういう状態の時に一番お腹の調子が良くて、皮膚が落ち着くのかみたいなことを知らないといけない。
自分を知ることです。この前熱を出したとき、どうやって治ったかなとか、このお腹の痛さは何だったかなとか、自分についての知識の引き出しを作っておかないといけないのです。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子