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皮膚科

233-アトピー性皮膚炎 痒みの対策

2020.07.11

ご自身の痒みのパターンはわかりましたか。

 

四六時中痒いと思っていても、痒みには波があるはずです。もしあなたが内服が嫌ではなかったら、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を一番痒くなる時間の2時間くらい前に内服してみましょう。

 

薬が全然効いていないと言われる方もいらっしゃいますが、内服によってアレルギーの波は浅くなっているはずなので、1日で一番痒くなる時間の2時間くらい前に1日一回でも内服をお薦めします。

 

ステロイド外用薬を止めることに反対はしませんが、物事には順番があります。何事もリバウンドは少ない方が楽にいけます。

 

西洋薬が飲みたくなかったら、漢方も良いと思います。漢方は個々の証(しょう)にあったものを使います。

 

女性は排卵前後で証が変わることもあります。冷えが改善されたり、便通が良くなったり、体力がアップすることで皮膚の調子も変わることがあります。試してみるのも良いでしょう。

 

薬を使わず、自力で何とかなる方も確かにいらっしゃいますが、猛烈な痒みに襲われて、普通の生活に支障が出ることもあります。

 

外用を全て止めて、痒みに合わせて掻いていると、皮膚表面は傷になり、ばい菌やウイルス感染を起こしやすくなります。また、保湿因子も皮膚から出てしまい、皮膚のバリアは更に弱くなります。

 

なので、ステロイドは塗らなくても、保湿だけは徹底的にしなくてなりません。自分が安心して使えそうなもの、オイルやジェルやクリームなど使ってみましょう。傷には抗生物質含有軟膏が有効です。

 

痒くなりだした部位は冷やしてみます。腕であればわきの下に、顔であれば首に保冷剤をハンカチに包んであてます。

 

次回は腸内環境について書きます。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子

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