いつもどっかしら痒みがある方は、人口の10%くらいはいると言われています。
痛いときは1ヵ所のことが多いので、痛い部位を圧迫したり、さすったりして、少し紛らわせることができますが、痒みは1ヵ所痒いと周囲に波及して全部痒いという感覚になります。
よく、背中の真ん中ー左右の肩甲骨の間の丁度手の届きにくいあたりが痒くて、薬が塗れないという訴えを聞きます。
掻いてるんだから手は届いていると思うのですが、、、
薬はうまく塗れないのですと。
で、ご提案です。
1、手のひらで塗ろうと思わないで、指の甲で塗りましょう。指の甲に薬をつけて背中の皮膚に密着させて塗る。
2、製菓用の手のひらサイズのゴムベラに薬をのせて塗る。
3、水巻き用のホースに薬を塗って寒風摩擦のように背中全体を転がす。
2番、3番は患者さんが教えてくれました。
背中にお薬が塗りにくい方、お試しあれ。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子