シミシワたるみの対策として、まず日常のちょっとしたことから見直しましょう。
この暑さで皮膚温はグンと上がり、緩んだ毛穴が目立ち、ちりめんジワも増えています。そしてシミは、どんどん作られている感があります。
マスクをしていても落ちないファンデーションとか、厚塗りに見えないファンデーションとか、目指すところは、ナチュラルメイクということなのだと思います。
皮膚の上にものを載せることを、私自身は推奨していないので、シミを隠すより、これ以上作らない方法をお伝えしたいと思います。
まず、今あるシミをこれ以上絶対濃くしないためには、徹底的に日焼けを防ぐことになります。
簡単には、日焼け止めクリームを、しっかり丁寧に塗る事につきます。通勤のほんの少し歩く時間で、大汗をかいてしまうと、日焼け止めクリームもファンデーションも、みんな落ちてしまいます。
そうすると、朝塗って大丈夫だと信じていた防御効果は、大きく下がります。なので何度も塗ります。それにつきます。
また、シミは擦ることでできやすくなりますから、洗顔時には、1番シミのできやすい頬の高い部分、ここは絶対にこすらないこと、そっと水をかける程度の洗い方をします。
そしてこの夏の対策として、家に帰ったら、お風呂から出た後でも良いので、頬を小さい保冷剤をハンカチに包んで冷やしましょう。
冬の乾燥でシワは増えますが、夏はシミたるみを増やします。
1番陽射しや乾燥の影響を受ける、薄い、か弱い頬の部分は、軽い炎症を起こしているに違いないので、保冷剤をハンカチで包んで、そーっと冷やします。
冷やし方としては、ずっと冷やすのではなく、5秒10秒冷やしたら外してを繰り返します。
そんなことしたってさと思うかもしれませんが、日々の習慣が大事です。今夜から始めてみましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子