ついにクリニックの診察室の湿度が、50%を切りました。乾燥の季節が始まりますね。
乾燥が原因で、痒みやピリピリ感が出て、来院されたときには、皮膚が赤くなったり硬くなっている方が増えてきました。
本人は、乾燥を自覚していないことが多いのですが、おそらく夏から、インナードライを放置してきたのだと思います。
今年はかなり暑い夏でしたから、ダメージも大きかったと思います。そのうち治るかなと油断していて、大変なことになってしまう方が毎年いらっしゃいます。
煩わしさを抱えているなら、早めに皮膚科を受診しましょう。それぞれの症状にあわせて、内服や外用などで対処いたします。
熱波のダメージも、乾燥のダメージも、老化に直結します。今は何でもない方も、念には念を。しっかり保湿してください。
美容施術を考えている方は、今施術をしてよい皮膚の状態なのかを、美容相談(美容皮膚科)で確認しましょう。弱っている皮膚には、逆効果のこともあります。
乾燥をあなどるなかれ。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子