寒さの厳しい毎日ですが、先週、今週の始めに診察した、蕁麻疹や薬疹の痒みと呼吸苦で具合が悪くなっていた患者さんが、はっきり良くなっていて安心した一日でした。
他には、骨折のため前回電話再診だった方も、ワクチンの後高熱に悩まされた方も復活し、また、久しぶりにいらっしゃった方もお変わりなく、穏やかな診療でした。
疲れは、だるいなどの身体症状だけではなくて、胃腸にも起こります。よく噛んでゆっくり食べる。そして食べ過ぎない事が何より大事です。
蕁麻疹ができるときは、身体のどこかが弱っている事がほとんどです。特に胃腸が疲れている事が多くなります。
本人の自覚がなくても、食欲が普通でも、胃腸が荒れていることはあります。“弱っていますよ”のサインを見落とさないようにしましょう。
蕁麻疹が皮膚だけでなく、消化管に出ますと、腹痛を起こします。また気道に出現すると、呼吸苦を生じます。こんなときは我慢せずに、医療機関を受診してください。
次回は薬疹についてお話します。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子