よく血管の老化は、古いゴムホースに例えられることがあります。老化した皮膚を例えるとしたら、風船でしょうか。
目一杯膨らませたままにしておくと、段々中の空気が漏れて、風船の表面は張りがなくなり、シワになります。
そこでその風船をまた膨らませて放置すると、しぼんできたときには更にシワになります。
乾燥した皮膚も同様に、乾いて弾力が無くなったまま伸ばそうとすると、皮膚のキメは広がって、元に戻りにくくなって、皮膚の傷になります。つまりシワの土台を作ることになります。
潤いがない皮膚のまま生活していると、笑ったり食べたり皮膚が動くたびにシワは伸びて、深くなっていくわけです。
これを防ぐには、保湿しかありません。保湿することで皮膚の動きをなめらかにできるので、シワがさらに広がるのを抑えます。
身体の皮膚も、保湿することで運動のパフォーマンスが上がります。
保湿を侮るなかれ。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子