このところ、一気に陽射しが強くなってきました。
この時期は、油断されている方がまだたくさんいらっしゃいます。
今からが大事です。シミは作らない主義でいきましょう。
朝、洗顔をした後に水気を拭き取り、その後、多くの方は、化粧水プラス乳液やクリームを塗ると思うのですが、その上に日焼け止めも塗ります。
お化粧の下地として使っても構いません。日焼け止めの効果は、3時間位と思ってください。スポーツや炎天下で汗をかきますと、1時間くらいしか効果がない場合もあります。
なので、朝一度塗って安心はできません。3時間位に一回は重ねます。この時もし汗が気になるようでしたら、軽く汗を流してから、保湿とともに日焼け止めクリームを塗ってください。
擦り込まず、そっと置くように塗ることが大事です。
日焼けを防ぐことで、シミの発生を防ぐわけですが、擦って塗るとシミはできやすくなりますから、日焼け止めクリームに限らず、塗るものは、そーっと押さえて置くような塗り方をしてください。
現在クリニックオリジナルのものは、保湿剤をかなり入れている日焼け止めですので、日中はこれ1本で、かなり乾燥も日焼けも防ぐことができます。
このオリジナルの日焼け止めクリームは、短い波長UVBに対してのSPFが50、長い波長のUVAに対しての防御がPA(+++)です。
日焼け止めに関しての、良い悪いの意見はたくさんありますが、塗るということを前提で考えますと、SPFは50をお勧めします。
実際の日常生活での日光の暴露としては、UVAの方が量は多いのですが、UVBの方が皮膚やその他を壊す力はかなり強いので、シミ、しわだけでなく、DNAを壊されたり、皮膚癌にならないためにも、必ず毎日日焼け止めを使って防御してください。
これは世界中の皮膚科医からのお願いです。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子