火曜日、街中でジョギングしているカップルを見かけました。
お昼前ではありましたが、最高気温37℃と予想されていた日です。実際の生活温度は、もっと高かったと思います。
普段から走っていて、体力に自信がある方達なのかもしれませんが、危険な行為だと思います。
自分だけは倒れないとみんな思うわけですが、この灼熱感は命を縮めます。身体を蝕む危険は、ゆっくりではなく、早足でくることもあります。
暑くなると、冷たいものを取ることも多くなり、消化器は弱りますし、水分摂取の量も多くなるので、消化の力は落ちます。
それなのに、いつもと変わらぬ食事をしていると、調子をくずします。元気になろうとして、焼き肉やステーキのようなボリュームのあるものをとるのは、実は意外と胃腸の負担になっています。
よく噛んでゆっくり、食べすぎない、飲みすぎないことを忘れずにお願いします。汗の量も尋常じゃない位になりますから、ものすごく脱水になっていると考えられます。
なので、水分だけでなく、塩分の補給もある程度はして、倒れないよう気をつけましょう。
また、夜クーラーをつけっぱなしで寝ていると、体の水分はどんどん奪われますし、皮膚の表面も乾燥して、身体を守るバリアが落ちてしまいます。なので、直接は冷たい風が身体に当たらないように工夫してください。
寝ている間の脱水の予防のために、寝る前に一杯、お水を飲むのもいいかもしれません。
あと2ヵ月心していきましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子