皮膚は、内臓を入れている袋です。内臓の状態は、皮膚にすごく反映されます。爪だとか、髪の毛だとか、結膜だとか、口や鼻の粘膜だとか、そうところに全部反映してくるので、どういう食事をしているとか、どういう生活をしているかとか、私たち医師は見えることがたくさんあります。
なので、皮膚を触っていいですかと患者さんに聞いて、実際に触わると、綺麗に見えても弾力のない皮膚だとか、力がない皮膚というか、予備力のない皮膚というのがあるのです。なにかあったら、がたがた悪くなる皮膚の方がいらっしゃるのです。
そうするとその状態で美容施術をしても、あまり効果が出ないわけです。だから美容施術に来るまでの1ヶ月に何をしたらいいか、皮膚はだいたい2週間で半分変わりますから、1ヵ月頑張ると一回入れ替わります。
そうすると今の状態で、そのままその方の生活習慣で1ヵ月行くのと、ライフデザインカウンセリングで説明をして、ああしてこうしてとアドバイスして、難しいことは言いませんが、できる範囲で頑張ると、結構皮膚の力が上がるので、そこで美容治療するとさらに効果が出ます。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子