別に私はいろんなものを注入して膨らませたり、切って取って足したりというのに反対はしません。それで気分が良くなって、やる気がでて、毎日楽しければ、それにこしたことはないと思うのです。
自分が持って生まれた顔が好きじゃない人、形が嫌な人はいますから、それを治して、そこから自分が良くなるのであれば、それは全然かまわないのです。
けれども、それをどう維持するか。その造形を治しても、皮膚は変わらない。でも皮膚はすごく大事なので、皮膚が良ければ、さらに良く見えるので、そこを説明してくれている先生があんまりいないようなのですね。
大きな病院には総合診療科があって、縦割りの血液だけとか、呼吸器だけとか、心臓だけとかが全部つながって、1つの症状から何を考えられるかを診ていきますよね。
皮膚も本当に同じで、私たちは皮膚を診ると、その人の生活まで見えるようなところがあるので、そこを言っていく人がいないといけないかなと思っています。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子