その場凌ぎの美容ではなく、医療と美容医療の融合を目指す場でありたい。
美容治療は、本人がしたいからといって、何でもしてよいわけではありません。
最近は10代や20代の若い方も、あれこれ挑戦しています。いろいろ試してみることには賛成ですが、皮膚の専門医が診れば、患者さんの顔が5年後、10年後にどう変化していくのか、大体は見当がつきます。
カウンセリングでは生活習慣を聞き、嗜好を聞き、老化のアクセルとなっていることをみつけ、何を今、気をつければ老化のスピードをゆっくりにできるか、1番何から始めればよいかを考えていきます。
また、皮膚は内臓の鏡と言われるように、胃腸の調子や疲労や、時には悪性疾患のサインもでます。過去の病気やメンタルな悩みも反映します。
今日の綺麗のためだけではなく、これから先、ずっと健康で綺麗でいるためのカウンセリングをしています。気を付ければ老化のスピードを落とすだけでなく、健康も維持できます。医療と美容医療を融合するカウンセリングという意味を込めて、ライフデザインカウンセリングと名付けました。
いくら高いものでも自分にあっていなければ、改善はしません。どんなものも、その人にあっていなければ全てはムダです。なぜ今、そうなったのか、なぜその状態なのか、何が原因なのか。
歳だからしょうがないのではなく、ケアの習慣が変えられないから、老化に勢いがついてしまうのだと考えています。老化を慢性の炎症と考えて、血小板の成長因子で修復をしていくPRPという治療がありますが、もしかしたら、老化の速度に個人差があることから考えて、老化も病気の一種なのかもしれません。
見た目だけでなく、内科的な健康とキレイを保つために、施術ありきではない、医師による総合的なカウンセリングが必要と考えます。
綺麗になるのに遅いことはないから。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子