昨今、ちまたでは数多くの美容治療が存在します。
自分が満足できる綺麗のために、何を選んでも、どんな手段を使っても全然構わないと思っています。
ただ、話題になっている流行り物に飛びついたり、闇雲に勧められたままに施術をするのではなく、ちゃんと考えて、自分の顔に何が合うのか、自分の皮膚に今、何が必要なのか、しっかりと吟味して行なってください。
ある程度の年齢になって、シワがすごく深くなってから治療するよりも、少し前の40才前後で、何か少しずつ皮膚を丈夫にすること、迫ってくる老化に向けて、皮膚の予備力を上げておくことはとても大事です。
シワができそうなところや、たるみが出てきそうなところに、前もって処置を施すというのが1番いいのかなと、個人的には考えています。
20代30代のまだ若いうちから、ちょっとのシワや皮膚の不調にあれこれするのは反対です。若いときには自分でできることがたくさんあります。そのときのノリや気分で、安易にいろいろし過ぎないことです。
患者さんを目の前にしたときに、医師としての判断、皮膚科医として、女性外来をしている医師として、美容の相談を受ける医師として立ち向かいますが、それと同時に、母としての目でみんなを診ています。
それは、この方がどうしたら将来1番よい状態でいられるか、過去にいろいろ注入したことや、無理したことを後悔せずに、安心して暮らせるかをサポートする役目です。
いろいろ注入したり、手術をしなければどうにもならないと、毎日鏡を見るたびに悩んでいるようでしたら、一度相談にいらしてください。ライフデザインカウンセリングでお待ちしています。
あなたの皮膚を育てている環境の整備を、真面目な医療者として、美容治療が本当に必要かどうかの判断をしています。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子