誰かに良いものが、自分にも良いわけではない、というお話を以前にしました。
世の中には情報が溢れ、例えばテレビや雑誌で、何かが体に良いというと、スーパーからその食材がなくなったり、認知症にはこれが良いと言われれば、それを一生懸命摂ったりします。
よく考えてみるとわかるのですが、それぞれの胃腸の状態や、アレルギーなどを考えると、誰かに良いものが、他の人には有害であったりもするわけです。
運動や腸の環境が、体調に影響することや、睡眠が大事と言うのは、真なりと思います。
例えば運動は、走ったり、ジムに行って重いものを持ち上げたりしなくても、毎日少し早足で歩く。足腰に自信がなかったら、家で軽く腹筋するなどで充分です。
また食事は、消化の良いものを選ぶことが、やはり大事です。タンパク質や、ビタミンを中心に摂りたいところですが、太りやすい方や、脂に弱い方は、炒めないで、蒸す、スープにするなどが良いと思います。
誰にとってもよくないものとしては、甘いものを摂る。味の濃いもの、塩分を必要以上に摂ることです。できればいつも温かいものを。お腹の中を、冷やさないようにすることも大事です。
睡眠は、日中に眠くなったり、ぼーっとしてしまうようなら、夜間の眠りが足りないということになります。中には、なかなか体の力が抜けず、ゆっくり深く眠れない方もいらっしゃいます。眠る環境や、寝具選びも重要です。
大事な事は、自分を知ると言うことです。自分の内臓のどこが弱いのか、どういう状況がダメなのか、疲れが取れにくいタイプなのか、眠りが浅いのか、お腹は強いのか弱いのか、体が冷えやすいのかなどを、自分で探ることです。
不摂生をしていても、全くびくともしない体を持って生まれた方もいれば、ちょっと塩辛いものを摂っただけで、すぐに浮腫んで不調になる方もいます。自分がどんなことに弱いのかを把握して、これからの毎日を充実させましょう。
しっかり自分と向き合いたい方は、ライフデザインカウンセリングを受信してはいかがですか。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子