だいぶ昔、2歳と4歳の従兄弟の子供を、お風呂に入れたことがありました。
頭も身体も洗って、タオルで拭いて、仕上げに綿棒で耳を拭いたら、ふたりともあらら、綿棒が山吹色になりました。
一度も綿棒を耳に使ったことがなかったというし、長期に洗わないと、こんなことが起きるんですね。おそらく、ばい菌やカビが、色素を出したものだと思います。恐ろし〜。
その後は、毎日耳も洗って綺麗にしていたようで、ちゃんとお嫁にも行きました。
うちの子供は、毎日綿棒を使っていましたが、プール授業前の耳鼻科検診で、耳孔塞栓と診断されました。
耳垢が詰まっている状態です。綿棒で奥に押し込んでしまっていた模様。過ぎたるは何とかでした。加減は難しいものです。
ちなみに私は、研修医の頃、市販のカラフルな色の細いストローの両端に綿球が付いた綿棒で、いつものようにお風呂上がりに耳の水気をとっていたら、麺球が外れて耳の奥に残って取れなくなってしまいました。
耳の奥に残った綿球の穴に、ストローがうまくはまるかと試みましたが難しく、結局細いピンセットでつまんで取りました。
耳鼻科に行くのも医師として照れるし、よく聞こえない上になかなか外れず、焦りました。元々耳用の綿棒ではなかったのですね。
何でもそうですが、見た目の可愛さよりも、実用性を考えなくてはいけません。
でもまあ、見た目はとても大事。優しそう、綺麗、可愛く見られたいのが、オンナ心です。
見た目から入るのもよいと思います。皮膚が綺麗だと、気持ちも安定しますよ。丈夫で綺麗な皮膚のコツは、美容相談または、ライフデザインカウンセリングでお伝えしています。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子