強い日焼けの後に、ニキビがたくさんできることがあります。
もともと皮膚の常在菌の中には、プロビオニバクテリウムアクネスという、ニキビを作る菌があるのですが、紫外線などの刺激で皮膚表面のバリアが落ちてくると、その常在菌のバランスも崩れて、ニキビが大量発生したりします。
夏休みになると合宿の後などに、ひどいニキビができて来院する若い方が増えます。
ニキビの跡を残さず治すためには、まずは外用治療ですが、この時に、ニキビだからといってニキビの薬をがっちり使うと、意外と皮膚が傷んでしまうことがあります。
私のクリニック目白では、皮膚を守りながらニキビ治療薬も使うという方法をとっています。
弱った皮膚に対しては、まずは皮膚を守る、丈夫にする、いたわるという治療が第一選択になります。
ニキビだからニキビの治療薬と言うわけにはいかないのが、実際のニキビです。普段あまりニキビができない人がたくさんできると、心も病気になってしまいます。
食事も気をつけ、皮膚を守りながら、洗い方や保湿も気をつけていただきながら治療していきます。
ある程度まで良くなって、赤みだけが残るような状態まで来たら、希望によって光美容治療などでニキビ跡が残らないような治療をします。
この先ニキビで悩まないように深いアドバイスもしていくのが、うちのクリニックの方針です。
その場合、時間をかけてお話をお聴きし、アドバイスいたしますので、ライフデザインカウンセリングを受診してもらうことをお勧めします。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子