オリンピックの陸上選手のお化粧について誹謗中傷があったことを、ネットニュースで見ました。
自信を持って競技に参加できるのであれば、いくらでもお化粧したり、マニキュアを塗ったりは大賛成です。顔の造作を直そうが、そんなことを他人が知ったことではないと思います。
世の中的にアスリートに求めるのは、超人的な身体能力であったりするのでしょうか。技量ももちろんですが、見ていて楽しいこと、格好いいこと、見た目も大事だと思います。何よりも、本人が楽しく競技に参加できることが1番大事と私は思います。
だいぶ前の話になりますが、豊島区医師会の理事をしていた頃に、私は臨床研修医のサポートをする委員会にいました。
都立大塚病院の研修医たちが、地域医療研修で開業医の先生の診療所に、交代で勉強に行くサポートをします。
その委員会でちょっとした集まりがあったときに、ある男性の先生が挨拶をされ、「僕たちが学生の時は、こんなに綺麗な女医さんがいなかったので、真面目に勉強できましたが、もしこんなに綺麗な女医さんが同級生にいたら、勉強が手につかなかったと思います。」と言われました。
その場には、私の他にもう1人女の先生がいて、どう思われたかわかりませんが、「失礼な奴」と私は心の中で思いました。医者の中にもそんな人がいます。思っても口に出してはいけないことはあります。
女医はブサイク、ガリ勉、おしゃれには程遠いと思っていたのかもしれません。皮膚科学会を覗いてみてください。めちゃめちゃアイドルみたいな先生がいっぱいいます。
どうお化粧しようと、何を身にまとおうと、他人が知ったことではありません。個人の責任の下、パフォーマンスが上がる自分でいてください。
また、ご主人から「そのシワなんとかして」とか、「シミは何とかならないの?」と言われたと来院される方もいらっしゃいます。ご主人のためではなく、自分のために綺麗になってください。
今は望めば、それなりの事は、美容のクリニックで何とかなります。ご相談ください。
「私のクリニック目白」では鼻を高くしたり、二重まぶたにするような外科的な施術はしていませんが、心配事、悩み事の相談は心してお伺いいたします。
あなたにとって何が必要か、施術をするならいつがいいのか、そのあたりをお伝えできると思います。
人は見た目が90%と言われています。見た目は他人が決めることですが、大事な事は、自分がハッピーかどうか、ただそれだけです。
お盆休みに大変身を試みる方もいらっしゃるでしょう。
よく考えて、ちゃんと納得してトライしてくださいね。そのための「ライフデザインカウンセリング」もご利用ください。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
PS. 空調設備交換のため、8月11日から8月23日(金)まで休診とさせていただきます。8/24以降の診療のご予約は、Web予約サイトから24時間行っていただけます。