12月8日(日)の乳腺外科の緒方先生とのコラボのセミナーは、なかなか興味深いものでした。私自身も大変勉強になりました。
乳癌サバイバーと呼ばれる、乳がんを経験していて現在復活している方も、罹患した事は無いけれど、いろいろ知りたいという方もいらっしゃいました。
どんな症状があったら乳がんを疑うのか、また乳がんを疑った時、どんな検査をしたら良いのか。
乳腺から発症してくる悪性なものと、皮膚だけの良性なものなのか見分けがつかないときは、内側からの画像診断や、外側からの皮膚の診断の両方が必要と感じました。
私からは、乳癌の治療が始まって、手術後の傷や放射線療法で皮膚が荒れたときの対処方法などをお話しました。
皮膚の傷あとは、気持ちを弱らせます。ひきつれや赤みが少しでも目立たなくなるようにサポートしなければと感じました。悪いところを取ったから終わりではないケアが求められます。
乳癌は年々罹患者が増えている疾患です。予防は日本の伝統的な食事、運動、怠惰な生活をしないことだそうです。そして検診を継続的に受けることです。
今回のようなセミナーが、乳がん検診や、術後の傷あとのケアの啓蒙の一助になれば幸いです。
尚、私のクリニック目白での傷跡のケアのご相談は、最初はライフデザインカウンセリングで時間をとってお話をお聴きし、今後のアプローチを決められたらと思います。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子