蝉の声が早朝から大きいですが、昨夜はこおろぎでしょうか、秋の虫の声も聞こえました。
先日、ちびっ子から蝉は何故、あんなに大きい声で鳴くのかと質問があり、調べてみました。
蝉には害虫を食べるなどの仕事はなく、ただ子孫繁栄のために長い冬眠を終えて地上に出てくるのだそうです。
幼虫は他の虫の餌になるので、蝉がいないと生態系のバランスが崩れると考えられているようですが、子孫繁栄が仕事です。
そして何故、大きな鳴き声かというと、メスを呼ぶためになのだそうです。ここに僕はいるよ、見つけてねと伝えるために大きな声を出しています。
ヒトは大人になると、大きな声を出すことをあまりしなくなります。辛いときも声を上げなくなります。助けてと言っていいのだと思います。ここにいるから見つけてと声に出して伝えてよいと思います。
酷暑が続き、具合が悪くなっている方がかなり増えてきました。自身が思っている以上に弱っていることがありますから、くれぐれも無理をしないように。
眠れないくらい痒かったり痛かったり、いつもと違う感じがしたら、声に出しましょう。
私のクリニッケ目白
院長 平田 雅子